歯を失う原因として一番多いのは、むし歯と歯周病です。

むし歯の原因となるのは歯垢(プラーク)。ものを食べると、口の中には食べカスがどうしても残ります。口の中にいるむし歯菌(ミュータンス菌)がこの食べカスを元にして、ネバネバしたノリのようなものを作り出します。これが歯垢(プラーク)と呼ばれるものです。砂糖などの糖分を多く含む食べカスは、特にむし歯菌に好まれます。この歯垢の中で糖分が分解されて酸や毒素を作りだし、歯を溶かしてしまうのです。
予防として、食後お口の中の細菌が増えないよう早めの歯磨きをお薦めします。

当院ではむし歯予防に効くフッ素塗布なども行っております。

  • 軽度のむし歯

    軽度のむし歯

    初期のむし歯で、すこしだけ歯が欠けている状態。
    この段階での治療は痛みも少なく1〜2回で治ります。

  • 中等度のむし歯

    中等度

    むし歯菌によって大きく歯が欠けているが神経までは達していない状態。
    この段階での治療は1〜3回で終えることができますが、治療時に麻酔など必要となり、多少の痛みを伴う可能性があります。

  • 重度のむし歯

    重度

    むし歯菌による感染が神経にまで拡がっている状態。
    ここまでむし歯が進行してしまうと、神経を取る根管治療が必要となります。ズキズキと激しい痛みが出るケースも多く、治療期間も長くなります。