よくあるご質問

痛みはありますか?
最初のうちは、多少の痛みは伴います。しかし、痛み止めを飲むほどと言われる患者さんは少ないです。また、針金を交換した直後に痛みがでることがありますが、だんだんと慣れてきます。
大人の矯正をするのは、いつごろが良いですか?
目安としては、大人の歯に生え換わった後です。また、年齢に制限はありませんので歯並びが気になる方は、ご相談ください。
子供の矯正をするのは、いつごろが良いですか?
目安としては、前歯が生え変わった時期です。犬歯が生える前に隙間を作るとガタガタを予防できます。お子さんの歯並びが気になったときは、ご相談ください。
装置は取り外せますか?
取り外し式装置と固定式装置があります。取り外し式装置の場合、清掃性が良いですが、装着時間が短いと治療期間が長くなる場合があります。固定式装置の場合歯ブラシが難しくなりますが取り外し式装置と比べて治療期間が短くなる場合があります。
一般的に大人の矯正は固定式、子供の矯正は取り外し式であることが多いです。
悪い歯並び・噛み合わせの原因は何ですか?
歯並び、噛み合わせを決定付ける要因として先天性・後天性の2種類に分類することが出来ます。 先天的な要因とは、親からの遺伝によるものです。後天的な要因としては、小さい頃の物をしゃぶる癖やジャンクフードなどによる乱れた食生活で顎の骨が十分に発達しない事が「不正咬合(ふせいこうごう)」とよばれる悪い歯並び・噛み合わせの原因となる場合もあるようです。
矯正歯科の重要性とは?
矯正歯科により、きれいな歯並びおよび歯の健康を保つことは「心身ともに健康で、より良い人生を送る」ことにつながります。
健康な人生を過ごすうえで、いくつになっても自分の歯で食事をすることがとても重要です。なぜなら人間はものを噛む事で、脳の発達/胃腸の活性化/肥満防止/発ガン防止など多くの利益を享受できるからです。また80歳で20本の歯が残っている方の歯並びを調査した結果、ほとんどの方が良い歯並びであったという統計データもあります。
どうやって、歯並びを変えるのですか?
歯と歯の周囲にある歯槽骨(しそうこつ)との間には、歯根膜(しこんまく)という繊維状の組織があります。矯正歯科では、この歯根膜の性質を上手に利用することで、きれいな歯並びを作ります。具体的には、矯正装置の装着により歯根膜に継続的に適度な力を加えることで、骨の生成と吸収のプロセスを同時に促進させ歯の移動を行なうことが可能となります。
矯正中に食事で注意することはなんですか?
取り外し式装置を使用した場合は、装置をはずして通常通りの食事をとることが出来ます。固定式装置を使用した場合は、フランスパン・お煎餅など矯正装置を壊す可能性のある「硬い食べ物」や、キャラメル・ガムなどの矯正装置に付着しやすい「粘着性のある食べ物」は出来るだけ控えて下さい。
装置を付けると会話がしづらくないですか?
使用する装置および個人差にもよりますが、多少の違和感や発音が不明瞭になることがあります。 ただし、慣れてくれば数日後には通常通り会話することが出来ます。
歯磨きはどうすれば良いですか?
取り外し式装置を使用した場合は、今までと同じように歯磨きをして頂ければ問題ありません。固定式装置を使用した場合は、汚れが溜まりやすいため、歯磨きにはより時間をかけて丁寧に行なうことが大切です。また、治療中に丁寧な歯みがきをすることにより「歯を大切にする習慣」が治療後にも役立ち、虫歯が出来にくくなるという二次的な効果も期待できます。
矯正歯科で歯を抜くこともありますか?
精密検査後に、歯(大きさ/数/位置/生え方/凹凸)および顎の骨(大きさ/形)などの条件を総合的な判断が必要になります。
治療の後に、歯が元に戻ることはありますか?
矯正により理想的な歯並びになった直後は、歯が元の位置へ戻ろうとするため非常に不安定な状態です。そこで、保定装置(リテーナー)を歯の周りの骨や組織が修正後の位置を受け入れるまで、油断せずに使用する事とてもが大切です。きちんと保定装置を付けていれば、取り外した後に元に戻ることはありません。
どのくらい印象が変わりますか?
治療後にガラリと印象が変わる方もいます。「キレイになった」「輪郭がシャープになった」「やせた」と言われることが多いようです。「ポジティブな気分になれた」という方も。最新システムでは、スマイルライン(笑った時の口元のライン)をベストな位置に調整することが可能になり、スマイル美人になれるのはもちろん、Eライン(横顔の鼻の頭と顎のライン)も整えられる方が多いようです。